みなさんは、「児童労働」を知っていますか?
児童労働とは、18歳未満の子どもたちが行う危険・有害な労働のことです。
学校に行くこともできず、朝から晩まで働き続けることは、子どもたちの健康や将来に重大な影響をもたらします。
そんな児童労働を、世界では1億5200万人の子どもたちがしているのです…!
わたしたち湘南学園中学1年生は、社会の授業をとおしてガーナで行われている児童労働について知りました。わたしたちがいつも食べているチョコレートの原料であるカカオを子どもたちがつくっているなんて…わたしたちにとっては衝撃でした。
わたしたちは、どうしたらこの「児童労働」の問題を改善できるんだろう?
なぜこんなことが起こっているのだろう?
わたしたちにできることは何かないのかな?
と考えるようになりました。
そして、この問題を解決したいと考える有志が集まり、このプロジェクトは始まりました。
これまでわたしたちはこのような活動に取り組んできました。
<今までの活動内容>
・児童労働解決に向けて活動しているNGO主催の学習会への参加
・学園祭で、児童労働を広く知ってもらうためのポスターセッション活動
・児童労働が起こっている国へ送る物資の回収
・児童労働を取り上げた映画「The Price of Free」の学年での上映会開催
・児童労働解決に向けての募金活動
そして今後は、次のような活動に取り組んでいきたいと考えています。
・児童労働解決に向けて行動した女子大生の映画「バレンタイン一揆」の学内上映会(2月9日、12日)
・バレンタインデーに合わせた、児童労働が行われずつくられている「フェアトレードチョコレート」の販売会
けれど、このような活動にはお金がかかります。
このような取り組みを実現し、児童労働を解決するための活動をさらに広げていくために、クラウドファンディングで資金を集めたいと考えています。
皆さんのご協力をお願いします。
フェアトレードをたくさんの人に知ってもらう為に2月9日と12日にバレンタイン一揆という映画を上映することが出来ました。
バレンタイン一揆は日本の(高校生と大学生)女の子3人が実際にアフリカのガーナまで行って日本で行動に起こし、悩み、戦った映画です。
30名をこえる生徒たちや先生方、保護者の方まで来てくれました。
それと同時に販売していたフェアトレードチョコを映画は見れないけど、といって買っていってくれた方もいました。
(フェアトレードチョコはホールとカフェテリアで販売しました。)
映画を見て頂いた方にはアンケートを書いていただきました。
改めてわたしたちも児童労働について考え、そして励まされる映画上映会となりました!
参加してくださった皆様、ありがとうございました!
湘南学園さんとの出会いは、2018年8月に行なわれたACE主催の児童労働に関するワークショップイベントになります。
中学1年生から大学院生を対象にしたこのイベントの中で、一生懸命自分の意見を述べ、グループディスカッションを活気づける皆さんの姿勢がとても印象的でした。
その後も、学園祭で伝えたり、募金活動などを通してNGOの活動をサポートしたり、自分たちができることを次々と探し、止まることなくアクションを起こしてくれて、私も負けていられないな、と感じています。
私がこの児童労働という問題を知ったのは中学2年生のときでした。当時の私は「中学生の私じゃ何もできない…」と思っていました。でも、皆さんをみていると、仲間とともに思いを強く持つことでアクションはできたんだな、と過去の自分を反省してしまいます。それくらい、皆さんの活動は頼もしいです。
皆さんと「児童労働をなくしたい!」という思いを共にできて本当に嬉しいです。私が伝えられない人に、児童労働の問題を伝え・広げ、子どもが子どもらしくいられる社会を目指しましょう。今後の皆さんの活躍を応援しています!